PACK in STYLE vol6
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89 ● 主な袋の種類 ● フィルム材質と脱酸素剤の関係 ● KOP袋について ● BNY袋について ● 脱酸素剤対応袋の使用上の注意脱酸素剤対応袋の基礎知識❶カマス袋(サイドシール) 他にもありますが、よく使用されるのは上記3種類になります。❷合掌袋❸ガゼット袋主にOPPやナイロンなどにバリア加工(酸素透過度を低くする加工)を施すことでバリアフィルムになります。これにシーラントフィルム(LL,CPPなど)と貼り合わせする事で袋になります。脱酸素剤を使用する場合はバリアフィルム構成の袋を使用してください。例えばKOP袋(KコートバリアOPP/LL)やBNY袋(バリアナイロン/LL)など。●BNY袋と比べると透明度は高いですが袋を束ねるとKコートにより茶色っぽく見えます。●BNY袋と比べ柔軟性に劣るため、流通や冷凍には不向きです。●KOP袋と比べると柔軟性や耐ピンホール性に優れていますので流通に対応できます。●KOP袋と比べるとやや高価です。●硬く、角の立った内容物やトレーやケースの角、また袋の折り目でピンホールになる可能性がありますのでご注意ください。●輸送する際は商品同士の相互干渉によりピンホールになる可能性がありますので極力動かさないようにしてください。●フィルムは冷凍下では非常に硬くなってしまい、その硬くなったフィルムが衝撃を受ければピンホールにつながります。常温に戻せば時間が経つにつれフィルム自身が持っている柔軟性を取り戻します。●高温多湿な場所での長期保管はお止めください。その他ご不明な点がございましたらお問い合わせください。

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